ハワイのフラダンスの全てを歴史を紹介!タヒチアンとの違いとは?

昔のハワイには文字が無く、文字を持たないハワイの人々が、神々への畏れ・信仰をのべつたえるものとして、また出来事を後々の世代に伝えるためのひとつの手段として、踊りという文化ができたという言い伝えがあります。そんな歴史あるフラダンスについてハワイの歴史の話も交えてご紹介したいと思います。

フラ(Hula)の意味と歴史

実はフラは、ハワイ語で踊るという意味を持っているので、日本語に訳すと踊る踊るという意味になってしまいす。なのでハワイで正式での呼び方はフラとなります。

では早速フラの歴史についてお話させて頂きます。

そもそも昔のハワイには文字がなく、美しい日差しと豊かな森林、海などの豊かな自然自体を神として信仰していたそうです。その神を後の歴史として後世に受け継ぐために踊りが広まったのが、フラダンスの歴史が誕生した瞬間といえます。

フラは心の言葉と表したデイヴィット・カラカウア王の言葉にあるように、フラとは人の声や歌に合わせて体によるジェスチャーを表現したことから始まりました。この世で一番最初にフラを踊ったのはラカという女神なんだそうです。

ラカとはモロカイ諸島のとある洞窟で踊ったのがフラの元となっており、後々現在までラカはフラの守護神とされ語り継がれています。またハワイに住むハワイアンと呼ばれる人々は、ポリネシアのタヒチやマルケサス諸島から渡ってきた人々という説もあり、後ほどまたハワイアンの元となる人々の踊りについても記述していきたいと思います。

本来は今のような音楽ではなくて、詠唱と太鼓の音に合わせて物語性のある詠唱を動きで表現するといったものが主流だったようです。またそれぞれの動きがハワイでの虹やヤシの木、花、風などをそれぞれ表現していて、フラを踊ることができたのは容姿や才能で選ばれた若い男女だったと言われています。

また選ばれた後はラカを祀っているお寺に住み込ませて、長期間厳しい規則の中猛特訓させられ無数の踊りを習得し卒業を経てやっと人前で踊ることを許されたのでした。まさに現代で例えるならばプロの芸術家ですね。

その後ハワイはたくさんの種族の統一化が進み、一つの大きなハワイ王国となります。50年もの間、自然崇拝とされるものはキリスト教の脅威となる可能性が高く野蛮でみだらだという考えに基づき、フラ禁止されるようになってしまいます。

また1893年にはアメリカ人に王が制圧されハワイ王国は終わりを迎えようとしていました。そしてアメリカ人が土地の権利を取得し、すべてがアメリカの基準となってしまいハワイアンたちの居場所が無くなり人々はハワイ語を捨てハワイアンであることをひた隠しにする人ばかりになってしまいました。

こんな状況でのフラはハワイアン以外には見向きもされず、一部のハワイアンのみが密やかに守ってきたと言われています。そんな悲惨な状況を救ったのがハワイ王国7代目の君主でした。

ハワイの伝統に誇りを持つ心意気がフラを全面協力し、王の即位式にはフラを披露しました。芸術を愛する7代目王デイヴィット・カラカウア王は陽気な王様というあだ名まであり、国民から愛されていたので彼のおかげでフラの競技大会が行われるまでになりました。当時西洋の文化のクラシックや音楽が入ってきて、王族たちの間でブームとなりそこからハワイアンミュージックというジャンルが成立し、そのハワイアンミュージックを取り入れた新しいフラダンスが誕生しました。

また大会が競技式に変わった際フラカヒコアウアナに区別され踊るようになりました。カヒコとは古い、古代のといった意味合いがあります。正に古典的で伝統のあるフラといえるでしょう。

衣装のイメージとしてはボリュームのある、葉っぱでできたフレアスカートのような形態のティーリーフスカートに、ベアトップやキャミソールなどを着て、花飾りを頭や首にかけているスタイルです。

こちらの方がアニメや映画からの認識よりも、本来的な姿に近いと言えるでしょう。アウアナとは現代的で自由な形式のフラです。ハワイ語でさまよう、道がそれる等といった意味があります。

皆さんがイメージしているフラもこちらのフラ・アウアナ形式となります。衣装はマキシ丈ワンピースやロングドレスのようなホロクやムームーだったりが多いようです。

タヒチアンとは

(ミュージカル仕立てのタヒチアンダンス)

元はポリネシア人が美しい島国タヒチにたどり着いたことがすべての始まりです。タヒチの生活の中で、神への祈りや友達同士の娯楽として踊られたのがタヒチアンダンスの元となったと言われています。

ではそもそもフラとタヒチアンはどちらが先に生まれたのでしょう?彼らが移り住んでから数100年経った後、子孫たちがタヒチアンとなり辿り着いたのがハワイ諸島です。諸説はありますがそこでタヒチアン達による独自の変化を遂げてできたのがフラです。

またタヒチアンダンスも分類すると2つに分かれます。、オテアアパリマです。パーカッションやビートのリズムのみで腰を激しく揺らす動きがオテアです。これはフラの種類にはないスタイルといえるでしょう。

基本的なステップはありますが、スタイルに囚われず自由に踊ることのできるダンスです。高齢者の方でも自分が楽しければ良いという自由な風潮から人気があるようです。そしてアパリマとはゆったりとしたウクレレや伝統楽器の音楽に合わせて手の踊りとステップを合わせます。

フラのタヒチと同じ動きのステップでで名前が違うものがあることから、フラの起源となっているのはタヒチアンのアパリマと言えるでしょう。オテアもアパリマも基本的なことはありますが囚われすぎず自由に楽しく踊ることが重要といえます。

曲や豆知識

よく聞くハワイアンミュージックとは、フラで使う曲のことを指します。ハワイアンミュージックの殆どが英語でもなく日本語でもないハワイ語です。また使われる楽器はハワイと言えばの定番、ウクレレを始めとしたイプウリウリなどがあります。

またウクレレはアウアナだけに使われており、ポルトガルから渡った楽器が元になっています。ウクレレと反対にイプヘケという楽器はカヒコのみで使用されます。ひょうたんの中身をくりぬいたものを2つ合わせて作られます。これの外側を叩いて音を出します。ハワイアンミュージック独特のビートはこのような楽器から生み出されるのです。

特徴的な分マスターするにはなかなか難しいと言われています。あの独特のリズム感を身につけるには人によりますが3年以上掛かると言われています。このリズム感は生まれた土地や環境によって現地の人々は見についたものと言えるでしょう。フラの基本姿勢はステップと手の動きです。

背筋を伸ばし真っ直ぐに立ち、腰を真下に落とします。この基本姿勢をマスターすることがフラへの第一歩となるでしょう。この体勢は普段なかなか使うことのない腰回りや腹筋を使うため、体幹が鍛えられダイエットにも繋がります。ゆっくりと音楽に身を委ねてリラックスできるので、精神的にも落ち着きうつの予防につながります。

また、ウクレレ等と一緒によく名前を耳にするレイは、いろんな祝福や歓迎を意味したものですが、実は魔除けや開運のための神聖なものだと言われています。フラの踊りの際にも曲調と共に揺れ動くレイは、必ず手首などに身につけられていますね。因みにレイはハワイ語で首飾りの意味なんだそうです。

フラダンスにも大会があります

フラダンスにも世界大会があります。主な競技内容としてはフラ・タヒチアンの競技、スペシャルゲストによる演技や演奏、表彰等です。インターネットによるライブ配信が行われる場合もあります。

メジャーな映画でいえばフラガールがこの大会に沿った内容ですね。高校生達も参加するものだと甲子園と呼ばれたりするようです。

そして日本全国のプロのフラダンサーが集まる大会があります。その開催場所はなんと日本の宮崎県。毎年11月にはハワイ島でモク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フェスティバルという大会が開催されています。

世界のいろんな場所でフラを学ぶ人たちに、より一層フラの技術を磨いてもらい、理解を深めてもらうことを目的としています。世界各地からフラダンサーが出場しているそうです。そしてその大会に出場するための大会が、宮崎県で行われるフェニクス・シーガイア・オーシャンリゾートです。

この日本全国大会に優勝すれば世界大会への出場権が与えられるため、国内のトップレベルのフラダンサー達はこの大会を目的とし宮崎県に集まります。なぜ宮崎県なのでしょうか?

それにはちゃんとした理由があるんです。海に面した県の宮崎は温暖な気候で、ハワイに似た環境にあるようです。なのでハワイの伝統であるフラダンスの大会に相応しい場所となりますね。

大会の楽しみとしては初心者から経験者までみんな楽しめるところです。経験者はダンサーたちのダンスを満喫できますし審査員が教えてくれるフラダンスの教室もあります。フラダンス好きなら是非とも参加してみたいイベントになっていますね。

初心者の方はフラダンスにちなんだグッズの販売を見に行ったり、ワイのグルメを満喫できるブース、ミニステージなどハワイの雰囲気に触れながらフラダンスを楽しむことができます

入場は無料なのでなにか一つでも気になる要素があれば気軽に行ってみてはいかがでしょうか?

フラダンスのステップでダイエット効果も?

フラダンスには様々な動きがあり、それらを有効に活用することでダイエットへの効果もあります。まずはフラダンスでどの部位が痩せるのか、どの部位に効果的なのかをご紹介します。

まず、腰を動かすイメージでウエストを集中的にシェイプさせるイメージのあるフラですが、実は身体全体を動かすことが多いので全体的に痩せることができるようです。ですがやはり腰をかなり使うので腰回りやお腹の引き締めにも効果があるようです。更に二の腕や脚の筋肉も使いますが、筋肉質になるのではなく引き締まった美しい状態になれるというのが最大の利点といえるでしょう。

フラによって消費されるカロリーは個人差などもありますが、1時間で約250前後のようです。曲などのテンポや踊りによっては150だったり激しい曲なら300だったりと様々で、激しい曲をずっと踊り続けると疲れてしまいますし、ゆったりした曲ばかりだとあまり効果がでないので、微調整が必要になってきます。

教室などに通えば先生が調節してくれるので問題ありませんね。個人的に頑張るなら交互にしてみたり、二曲づつ交代して見たりと自分に合ったバランスを見つけるのも楽しさの一つと言えるでしょう。

ではより効率的にダイエットできる方法を紹介します。ゆったりめな曲だとあまり効果がないと記述しましたが、そのゆったりとした曲を踊る時に膝を曲げますよね、曲げる膝をいつもよりより深めに曲げて腰を落とすと、全体的な消費カロリーが増えます。これを気をつけてみることでお腹周りや腰、脚のシェイプに繋がります。ですが腰や膝に負担をかけていることになるので、無理しすぎずに程よく楽しむのが一番ですね。

いままででは運動面のお話でしたが、サポートの一つとしてご紹介できるのが酵素の入った栄養ドリンクです。酵素の入ったドリンクは体幹を鍛える動きと相性がいいので、効率よく効果的にダイエットを行うことができるのではないでしょうか。

フラは楽しんで踊る事が基本となるので、楽しみながらシェイプアップできるのはありがたいですね。これはフラならではの要素だと思います。

まとめ

フラダンスに基づいて歴史やタヒチアンについて、踊りの種類やハワイアンミュージックやステップ、大会について紹介させていただきました。いままでなんとなく聞いてきたり見てきたフラダンスですが、こうして理解を深めていくと色んな事を知ることができましたね。

動画などがたくさん見ることのできる今の時代は、気軽にフラについて触れることができるのではないでしょうか。

国外になかなか出る機会がなくとも、宮崎県でハワイに行ったかのような気分になれるのは様々な文化に触れ、活かすことのできる土地がある日本特有の良いところです。

またフラのステップにはダイエットにも効果があるので、特に女性には嬉しい要素の一つでしたね。フラを起点に宮崎県に旅行へ行ってみたり、教室に通ってみたりなど楽しみの一つである趣味が一つでも増えたらいいと思います。

 

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