フラダンスで使用する衣装のドレスや装飾品について知ろう!

フラダンスをしている時の衣装を知っていますか? なんとなく想像はつくけど、実はちゃんと知らない方も多いと思います。

そこで、フラダンスの歴史を振り返りながら、フラダンスで使用するドレスや装飾品のことについて紹介します。

フラダンスって?

フラダンスで着られている衣装のドレスについて、ご存知ですか? だいたいのイメージはあるけれど、実際にちゃんと知っている人は少ないのではないでしょうか?

それもそのはずで、フラダンスでは、よく着られている衣装というものがありますが、バリエーションが豊富で、教室やグループごとに来ている衣装は似ているようで違うものが多いです。そこで、今回はフラダンスで使用する衣装や装飾品について紹介していきます。紹介を始める前に簡単にフラダンスのことについて解説します。フラダンスとは、世界一美しいダンスと呼ばれています。

日本人にとってハワイは馴染み深い場所でもあるので、なんとなくフラダンスを知っている人も多いと思います。あのゆったりと滑らかな動きが美しいと評価されています。またフラダンスは他のダンスとは、異なる特徴があります。それは、音楽だけではなく、詩歌にも合わせて踊っているということです。つまりフラダンスの踊りには一つ一つ意味が込められているのです。

なぜそんなことになっているのかと言うと、フラダンスは、文字のなかった時代から踊られており、踊ることを目的としていたのではなく、神や自然への信仰出来事について後世に伝えることを目的に踊られていたからです。フラダンスは、娯楽のための踊りではなく、聖なるものとして現地で伝承されてきた踊りです。

現在では、誰でも踊ることができますが、昔は選ばれた人しか踊れないものでした。ハワイで昔から伝承されてきた特有の踊りというわけです。そんなフラダンスですが、使用されている言葉のほとんどがハワイ語から由来しています。フラダンスもその一つで、フラで「踊る」という意味があります。そのため、現地ではフラダンスフラと呼ばれています。

フラダンスの代表的な衣装・パウスカート

簡単にフラダンスのことについて紹介したところで、次にフラのなかでも代表的な衣装として知られているパウスカートについて紹介します。

ハワイ語でパーウーとは「スカート」という意味です。なので「パウスカート」と表記すると、スカートスカートという変な意味の言葉になってしまいます。でも、アメリカで柴犬のことを「シバイヌドッグ」と呼んでいる方も少なくないので、お互い様ではあります。日本では「パウスカート」と呼ばれていますが、現地では「パウ」だけで伝わります。そんなパウですが、フラを踊る時に履くスカートとして知られています。

このスカートの形は、ウエスト部分にゴムが数本入っており、丈が膝下から足上までマチマチで、ボリューム感のあるギャザーの入ったスカートになっています。なぜ、ウエストの部分に数本のゴムが入っているのかと言うと、フラでは、腰の動きを大切にするからです。フラが美しいと言われるのは腰の滑らかな動きからと言われています。

そのため、踊っている最中に腰からスカートがずれ落ちてしまわないように、ウエストに数本のゴムが入っています。最近では、厳しくしているところも少なくなっていますが、フラは先程も紹介したように、神への信仰を伝える神聖な踊りであるため、パウのゴムですら厳密に本数や長さが決まっていました

もっと厳密に言うと、ゴムがなかった時代は、紐で結んでいたことから、伝統的なフラのカヒコでは、ゴムではなく、紐ですることが決まっていることもあります。現在では、基本的に3本のゴムを使用し、動きが激しい場合はゴムが4本のパウを使用します。また、ゴム以外にもパウには過去に厳しかったルールがあります。パウはスカートという意味ですが、履き方にもルールがあり、下から履くのではなく、頭から被るように履くことが正しいと言われています。他にもパウは洗ってはいけないというルールもありました。

フラ神への畏敬の念を表すためのものなので、神に失礼があってはいけないということでできたルールのようです。しかし、最近では、そういったルールもかなり緩くなり、厳しい先生や教室でも、大会前は洗わないようにするといったように、元来のルールよりは緩くなっています。しかし、洗わないと汚いので、それはそれで、神に失礼なようにも思いますが、そこは古代人の感覚です。

また、日本人は真面目できっちりとした性格をもっているためか、現地の人よりも日本人の方がルールを守っているケースもあるようです。

最近ではワンピース型の衣装で定着しているムームー

次は、ムームーについて紹介します。ムームーもパウと同じくらいフラで使用される衣装として知られています。またムームーはハワイの女性の正装となっているワンピースドレスでもあるので、日本においては、フラの衣装としての認知度が高く、フラの衣装として用いられることがしばしばあります。

ムームーがフラの衣装として用いられるのは日本独特なもので、現地では、基本的にパウが多いです。それもそのはずで、フラは本来、選ばれた男性のみが踊ることのできたダンスなので、男性は女性の正装を着るのはおかしいですよね。そんなムームーもパウと同じように、裾にフリルが入っているような形になっています。生地に施されている柄にはハワイアンなものからシックなものまで豊富にあります。

そんなムームーも現在では、ハワイの女性の正装とされていますが、昔はムームーというものはありませんでした。昔のハワイでは、男女ともに上半身裸の状態で暮らすことが普通だったからです。しかし。キリスト教を布教するためにハワイ島に訪れた宣教師が、ハワイ島の女性を見て、裸体を隠すために服を着せたことから着衣の習慣が始まったと言われています。

また、服を着せることで身なりを整え、キリスト教に改宗させることが目的だったとも言われています。ムームーのハワイ語の意味について紹介します。意味は「短く切る」です。当時、宣教師から衣装を着せられたのですが、西洋のワンピース・ドレスであったことから、温暖な地域であるハワイでは、適していなかったため、袖や裾を短く切ってアレンジすることで着るようになったことからムームーという名前になりました。

ハワイでは、神への信仰の儀式であるフラと無縁な存在であったので、当時フラで着られることはありませんでしたが、現在では、ムームーを着用してのフラをしている姿も定着しつつあります。また着用すると言っても基本的には、昔からある伝統的なカヒコではなく、新しい形式として登場したアウアナを踊る際に着用される事が多いです。

フラには、カヒコアウアナの大きく分けて2種類あります。カヒコは、昔からある伝統的なフラで神への信仰を表すための神聖な踊りで、アウアナは、どちらかと言うと踊ることを目的に柔軟に変化してきたフラのことです。そのため、ムームーはカヒコで着用するよりもアウアナで着用することが一般的になっているのです。

フラには欠かせない装飾品・レイ

最後に、ハワイで主に装飾品として用いられているレイについて紹介します。レイとは、頭や首などにかけられる装飾品のことです。日本人であれば、ハワイに旅行にいった際に、首にかけられるハワイアンな花の首飾りをイメージすることができます。その首飾りのことがレイです。現在は、観光用のものが一般的に知られていますが、観光以外にも誕生日や結婚式などのお祝い事や葬式や魔除けなどのお供えとしても用いられることがあります。

他にも社会的地位を示す象徴としても用いられることがあります。そんなレイは、花で作った装飾品であることをイメージすることも多いと思いますが、花に限らず、シダや海藻、果実、貝殻、鮫の歯など種類は非常に豊富にあります。またレイが始まった当初は、花というよりは、イノシシの牙や犬の歯、髪の毛、骨、鳥の羽といった動物の一部でレイを作っていました。現在は、植物や果実などが主流になってきており、新しい素材としてセロファンや紙を使用しているものもあります。

レイは先程も述べましたが、様々なシーンで使用されます。基本的に敬愛の念感謝の気持ちを込めて、色んな種類が贈られます。そのため、使用する素材によって、意味が異なります。そんなレイですが、フラとも深い結び付きがあります。フラでは、レイを頭と首、手首足首に付けます、それぞれの場所で、それぞれの意味合いがあります。

頭に付けるレイのことを「レイポオ」と呼び、「覚えた踊り(フラ)を忘れないように」という意味があります。首に付けるレイは「レイアイ」と呼び、「悪い気が体に入ってしまわないように」という意味があります。最後に手首と足首に付けるレイのことを「レイクウペエ」と呼び、「フラの振り付けを間違えませんように」という意味があります。こういった意味があることからもフラでは、欠かせないアイテムなのです。また、フラは神聖な踊りということもあり、レイの付ける手順も決まっています。

その手順は、足、手、首、頭という順に下から上に行くように付けていきます。これにはもちろん理由があって、フラでは神の信仰だけではなく、自然への信仰もかねており、大地の気やパワーである「マナ」は、足の爪先から体に入るとされているからです。またレイを付ける際、人の目に触れないところで、チャントを唱えながらすることが正式な付け方と言われています。また、フラで使用するフラのなかに「グリーンレイ」というものがあります。レイのなかでも特に神聖なレイで、フラの伝説に登場する女神ラカの好む葉や宿る植物などを使用することで、最大限にマナを引き出すことを目的としています。

そのため、山に摘みに行って、自分で作ることが一般的なようです。そんな神聖なレイですが、グリーンレイに限らず、基本的に一度使用したものは、他人にはあげてはいけません。なぜなら、自分の持っているマナ(気、霊力)がそのままあげた相手に移動してしまうと考えられているからです。あげるとしても近親者までのようです。

そんなレイですが、装飾品として付けることから輪のイメージが強い方もいると思いますが、輪の形のレイは主流な形というだけであって、輪として付けれない場合は、直線上のオープンタイプのものを使用することがあります。

このタイプは、妊娠中の赤ちゃんなどに贈る際に用いられ、輪の場合だとへその緒と絡まってしまうからという伝説があることから、輪のレイは使用しないようです。レイは紹介してきたようにフラにとっては大事なアイテムであるとともに、ハワイの人にとって、様々なシーンで用いられる特別な装飾品です。

まとめ

フラの歴史を振り返りながらフラについて紹介し、フラを踊っている際に着ているパウスカートやムームーなどの衣装や、装飾品のレイについて紹介しました。フラの歴史を振り返ることで、衣装や装飾品もフラにとって神聖であることをより深く理解できたと思います。

神聖な踊りだからこそ、踊りだけではなく衣装の着方や身に付ける装飾など細かい部分まで、神聖なものとして扱う必要があります。しかし、最近では、神聖な踊りとしてだけではなく、踊りを楽しむという意味でもフラが親しまれるようになってきたこともあり、厳しいルールはなくなりつつもあります。

教室によってはルールを厳しく守っているところもありますが、それはそれで、フラを楽しむ醍醐味とも言えるかもしれません。フラは基本的に集団で踊ることが多いので、衣装や装飾品をみんなで揃えたり、チームワークを楽しむことができます。大人からでも始めることができるので、衣装からや踊りからでも、フラに興味を持ったのであれば、一歩踏み出してフラを始めてみてはいかがでしょうか?

日本でもフラの教室は全国的に開校されているので、近くの教室を探してみてください。またフラをすることで、バカンスとしてのハワイだけでなく、よりハワイを楽しむことができるでしょう。

 

 

 

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