フラダンスで使用するステップの種類を紹介します!

フラダンスは、ハワイの伝統的なダンスとして伝承されてきました。そんなフラダンスは、文字のない時代から踊られてきた長い歴史があります。

そのため、フラダンスの動きには、それぞれ意味が込められています。そんなフラダンスのステップの意味や動きについてそれぞれ紹介していきます。

基本姿勢

フラダンスのステップを紹介していく前に、まずはじめに基本姿勢について紹介します。フラの基本姿勢は、ステップを踏んでいくうえでベースとなります。そのため、基本姿勢をしっかり覚えておかないと、ステップを覚えていくうえでも影響が出てくるので、正しく覚えるようにしましょう。

フラダンスを踊るうえでの基本姿勢では、膝を軽く曲げて、足を拳一つほどくらいの幅に広げます。へそから頭までが一直線上で結ぶように上半身をまっすぐに伸ばします。

頭のてっぺんから糸で上に引き上げられている感覚です。

また、おしりは、かかとを地面から垂直に一直線で結ぶことができるように、後ろに突き出さないようにしましょう。横から見た際に、頭と肩、ひじ、かかとの全部が地面と垂直に一直線で結ぶことができる(膝は曲がっている)と、正しい姿勢です。

フラの基本姿勢は、簡単な姿勢のように見えますが、この姿勢はフラダンスを始めたばかりの人にとって、意外と難しいです。

フラダンスを踊っている間は、この姿勢をキープした状態で、ステップを踏み、踊るので、なかなか体力と筋力が必要です。そして、腹筋を大いに使います。

ステップを踏む際に腰を振るので、頻繁に腹筋を使います。姿勢をキープをするのが大変です。基本姿勢やステップを継続して何度も練習していくなかで、自然に腹筋は鍛えられていきます。あまりにも姿勢が安定しない場合や腰を振るのがぎこちない場合は、トレーニングして腹筋を付けてから練習しても良いかもしれません。

また他にも、基本姿勢では、膝を曲げた状態が続くので自然と下半身も鍛えられます。そのため、フラダンスをしていると腹筋や下半身が自然に鍛えられ、ダイエットにも効果があると、ダイエット目的にフラダンスを始められる方もいます。最後に基本姿勢と同様に重要なことですが、フラでは、踊っている時でもスマイルを忘れないようにしましょう。フラダンスの踊りを見ていたらわかると思いますが、みんな笑顔で踊っています。

日頃から基本姿勢を練習するのに合わせて、一緒にスマイルの状態で目線をうえにあげ、正面を見続けるようにしましょう。まず初めに基本姿勢について紹介しました。これから色んなステップを紹介していきますが、このステップが絶対に正しいというわけではありません。

なぜならば、フラダンスは、ハラウや先生によって、踊りの方針が違えば、教え方の方針も異なるからです。例えば、ステップを重要視しているところであれば、ステップだけで半年もかけることがあったり、逆に重要視していないところでは、基本のステップをサッと練習して、他のステップや振り付けの練習へとどんどん進めていきます。

他にも、ハラウによってステップに踏むときの注意点が違ったりします。こっちのハラウではOKだけど、あっちのハラウではダメということもあります。またステップの名前も紹介していますが、ハラウによっては違った名前で習ったステップも出てくることがあるかもしれません。

これから紹介するステップは基本的なステップなので、どこでもだいたい同じ名前で同じステップとなっていますが、ハラウによって異なることがあるということを理解しながら読み進めてください。また、こういったことを理解しているかしていないかで、練習の取り組み方も変わり、効率よくステップを習得していくことができます。

カオ・カホロ・ヘラ・ウエへ

では次に、フラダンスのステップのなかでも基本中の基本となるステップを紹介していきます。これから紹介するステップはハラウ(フラダンスの教室)のなかの多くが、基本のステップとして取り入れています。

その基本中の基本となるステップは、カオカホロヘラウエへの4つになります。

カオ

では、まずカオのステップについて紹介していきます。

カオとはフラダンスのなかでも重心移動するうえで大切な動きの基礎となるステップです。カオは、足の動きに加え、腰を8の字(あるいは無限大∞)のように動かすステップであるため、女性らしい動きであることが特徴的です。練習を始めた当初は足と腰を綺麗に動かすことが難しいので、滑らかで綺麗な動きができるようになるまでは、何度もカオの練習をするようにしましょう。

そんなカオの詳しいステップの仕方ですが、まず、フラダンスの基本姿勢の状態から入ります(基本姿勢から始めるのは他のステップにおいても言えることです)。

そして基本姿勢から中心にある体重を片足に移動させていきます。体重を片足に移動していくことで、体重がかかっていない反対の足のかかとを浮かすことができます。そして、かかとを足の平の3分の2ほどあげます。また、かかとをあげる際に肩が動かないように膝を曲げることを意識してかかとをあげていくようにしましょう。そして今度は、体重を逆の足を移動させていき、それと同時にあげていたかかとを下げていきます。かかとが地面につくと同時に、さきほど、地面に接着していた反対の足のかかとを地面から離し、あげていきます。この流れを左右の足交互に行っていくのがカオの足のステップです。

その足のステップに加えて、一緒に腰も動かします。先ほど体重の移動に合わせて足を動かしたように、腰も体重の移動に合わせて、無限大∞の字(8の字)を書くように滑らかに動かします。

この足と腰の動きがカオのステップの動きとなります。始めに言ったにカオは基本のステップとなります。この基本のステップは、他のステップやステップを応用していくうえでも大切な動きとなります。

カホロ

次にカホロのステップについて紹介します。カホロは、基本ステップのなかでも左右に移動するステップです。ちなみに「歩く」という意味のステップです。

このステップはフラダンスのステップのなかでも最も使用頻度が高いです。そんなカホロの動きは、簡単に言うと、カオの動きを応用して、横移動が加わったステップになります。カオでは、足自体は動かしますが、移動することはありませんでした。しかしカホロでは右、左にと横移動をします。このステップのイメージは、カオの応用ということもあり、カオをしながら移動するといったイメージを持つとわかりやすいかと思います。そのため、カオの動きをしっかりできていれば、カホロも簡単に上達させることができるようになります。

そんなカホロの動きの詳細について紹介していきます。カホロでは、4拍子のリズムに合わせて移動するようにします。まずはカオと同様で基本姿勢からスタートし、右左どちらからでも良いのですが、左に移動するならまずは左足を一歩、右に移動するならまずが右足を一歩という形で、足を横移動させていきます。

そして、片足を動かした後は、次にそれについていくように(カオと同様に腰を使って)反対の足を、動かした足の方向に移動させます。それを2歩同じ方向に繰り返し、今度は反対の方向に2歩繰り返します。

この動きを4拍子×2回の8拍子の間に行います。そして、最後に先ほどカホロはカオと同じ動きすると言いましたが、カオとカホロの間で他にも異なる部分があります。それはカホロでは、かかとをあげるのではなく、しっかりと地面に足全体をつけるように動かすようにします(ただし、ハラウによってはつま先だけ地面につけるというルールのところもあります)。

これがカホロのステップの動きとなります。

ヘラ

次は、ヘラのステップについて紹介します。ヘラもカホロと同様に使用頻度の高いステップです。ヘラもカオのステップを参考に足を動かします。カオでは、その場でかかとを上げ、カホロでは左右に移動しました。

ヘラでは、その場で足を左右交互に前に出しては戻すというステップになります。ヘラは「広げる」という意味があり、それを意識しながらするとイメージしやすいかもしれません。

ヘラのステップを踏む時もまずは基本姿勢から入ります。基本姿勢からカオと同様にまず体重を片足に移動させていきます。そして、体重がかかっていない反対の足、左足なら左に45度、右足なら右に45度の方向に足を出します。そして、出した足を最初にあった場所に戻します。次に反対の方向に体重を移動させ、今度は逆足で同じように足を前に出していくステップです。

さらに詳しく説明すると、足を前に出す際は、単に前に出すわけではなく、膝を曲げずまっすぐ伸びた状態(体重のかかっている反対の膝は曲がった状態)で足を前に出します。そして、出した足は、カホロと同様に足全体を地面につけるようにします(ただし、これもハラウや先生によってつま先だけを地面につけるというルールがあるところがあります)。

そして、ヘラのステップでは、目や頭、腰の位置が上下しないようにキープしながらステップを踏みます。

ウエヘ

(ウエヘは1:472:16)

最後に「ウエへ」を紹介します。

ウエへは簡単に言うと、ステップの間に両足の膝とかかとを同時にあげるステップです。

カホロやヘラのように足を移動させることはなく、その場でステップを踏みます。簡単に説明すると、カオは左右交互にかかとをあげていましたが、ウエへは両足のかかとを同時にあげます。つまり、カオは片足ずつで、ウエへは両足同時という風に考えるとわかりやすいです。また、ウエへのステップを踏む時は、カオの片足ずつかかとをあげていくステップの間に、両膝とかかとをあげる動きが混ざったようなステップとなっています。

そんなウエへのステップの動きの詳細について説明します。

カオと同様に、右足のかかとを上げている時に左足に体重が移動するように左に腰を振ります。そしてあげていた右足を地面に付けると共に体重は体の中心に移動します。

その際に、両ひざと両足のかかとを上にあげます。上げる時は地面と膝の角度が45度になるように膝が前に出るようにかかとをあげます。あげるのと同時に膝でO脚の形を作ります。そして、あげたかかとを下ろします。その後は、先ほどとは反対のかかとを上げ、体重を移動させていきます。

この流れで、左右に腰を動かす間に両足のかかとをあげるステップを入れて(カオのステップの間にウエへのステップを入れるイメージ)、左右交互にステップをしていく形になります。このステップも膝とかかとをあげる時に、頭や肩が動いてしまうことがありますが、他のステップと同様に、頭の位置が上下しないように意識しながらすることがポイントです。

カラカウア・レレ・レレウエへ・アミ

では次に、ハラウによっては、先ほど紹介した基本のステップと同様に、基本ステップとして教えているステップを紹介していきます。

カラカウア、レレウエへ、アミの3つのステップです。なぜこれらのステップが、基本ステップとして扱われるハラウとそうでないハラウに分かれるのかというと、たしかに先ほど述べた基本ステップと同様に使用頻度の高いステップであることから基本のステップとして捉えることがありますが、これから紹介するステップの多くは、紹介した基本ステップから少し応用したステップとなっているため、基本ステップとも応用ステップとも解釈することができるからです。

カラカウア

では、まず初めにカラカウアについて紹介します。このステップは、カオのステップを応用して、足を前や後ろに移動させるステップです。

カホロでは、横でしたが、カラカウアは前後移動と考えるかとわかりやすいです。またこのカラカウアは、前、後ろなど複数のバリエーションのあるステップです。カオの応用したステップとなるので、初めのうちは、カオができていないと難しく、また、ウエへと同様につま先立ちでの安定が必要となるステップでもあります。安定したステップを踏めるまで難しいステップです。

またこのステップは複数のバリエーションがあると言いましたが、今回は、カラカウア・イムアカラカウア・イホペの2種類を紹介します。この2種類は簡単に言うと、カラカウア・イムアが前移動、カラカウア・イホペが後ろ移動のステップです。

カラカウア・イムアの動きは、まず基本姿勢からカオの体重移動で片方の足に体重を移動させます。そして、カオの場合、その際に体重のかかっていない反対の足のかかとをあげますが、カラカウアでは、反対の足を前に出します。

そして、次に前に出した足に体重を移動するように、前に出した足(右足なら右方向に、左足なら左方向に)腰を振ります。その際に体重のかかっていない足のかかとをあげます。そして、最後にまた腰を反対方向に振るの同時に前に出していた足はもとにあった位置に戻し、かかとをあげている足はかかとを下げていきます。

それを左右の足で交互に行うのが、カラカウア・イムアです。そして、カラカウア・イホペは、カラカウア・イムアと逆の動きで、前に出していた足を後ろに出してステップを踏むのがカラカウア・イホペです。

レレ

次にレレについて紹介していきます。レレは簡単なステップですが、基本ステップとしてレレを教えていることが少ないようです。レレは、簡単に言うよ前後に4歩ずつ踏むステップです。そして、レレはカオの動きを応用したステップで、カホロのステップは横に移動するステップとするならば、レレは、前後移動するステップと考えてみれば、わかりやすいです。

また、前後移動する意味では、カラカウアとも似たステップとなります。カラカウアと違う点は、カラカウアでは、足を前に出した時と足を戻時の間に、腰を反対の方向に移動するための1テンポが入ります。また、カラカウアは、前に出した足を戻してから次の足を出すので、前進や後進するわけではありません。レレの場合は、前なら4歩、後ろでも4歩といったように一気に進みます。

そんなレレのステップの詳細な動きについて紹介します。レレも基本姿勢から入り、まずは、右足を前に出します。そして、左足は軽く膝を曲げて、かかとをあげます。例えば、右足を前に踏み出している場合は、体重を反対の足に移動しているように左腰をあげます。

そして、次に、反対方向に腰を振り、体重移動していきます。その際に、今度は左足を前に踏み出し、右足のかかとをあげます。この流れで前に4歩、後ろに4歩ずつステップを踏むのがレレです。ちなみにステップの踏み方はカホロと同じで、4拍子の間で前に4歩進み、次の4拍子で後ろに4歩戻ります。つまり、前4歩、後ろ4歩の4拍子×2の8拍子の間でレレのステップの1セットとなります。

レレウエヘ

次にレレウエへについて紹介します。レレウエへは名前からもわかると思いますが、レレとヘラとウエへを応用したステップになります。簡単に説明すると、レレの移動の動きにヘラの足の動きとウエへの両足のかかとをあげる動きを入れ込んだステップです。

レレウエへはカラカウアと同様で、基本ステップの応用のため、基本ステップが連続して登場し、足と腰の動きが素早いので、初めは難しく感じるかと思います。しかし、ハラウによっては基本のステップとして教えられているステップです。

そんなレレウエへのステップの詳細な動きについて説明します。

まず、両足を軽く合わせて立ち、軽く膝を曲げた姿勢からスタートします。まずは、片方の足を横に(右足なら右の方向に、左足なら左の方向に)移動させます(レレの横移動の動き)。

そして、次に反対の足で、斜め前方向(右足なら右斜、左足なら左斜)に足を出します(ヘラの動き)。そして、前に出した足を、横に移動させた足の横に戻していきます。

そして、最後にウエへの動きである両膝とかかとを一緒にあげます。それを左右の足交互に行うのがレレウエへのステップです。このステップは足をよく動かすので、足に注目しがちですが、腰の動きも大事となります。腰の動きは、足を移動させる方向の反対の方向に腰を振るように体重移動します。

そして、ウエへの動きをする時に体重が体の中心にくるように体重移動させます。この足と腰の動きを合わせたのがレレウエへのステップです。

アミ

そして、最後にアミのステップです。このステップは、足ではなく腰の動きのステップです。基本的にフラダンスのステップは、足と腰の動きが組み合わさったものですが、アミの場合は、腰の動きだけのステップです。

自分を中心として円を描くように腰を回すように動かします。よくハラウなどでは、腰でフラフープを回すように腰を動かすことがコツなようです。そんなアミのステップの詳細な動きを説明します。もちろん単に腰を円を描くように回すだけではありません。

また、円を描くようにと言いましたが、実際は、左右前後に分解して腰を動かすようにし、それをだんだんと区切りなく滑らかに動かすことで腰を回しているようにします。そのため、実際は、腰を左右の場合、左なら左上に、右なら右上に腰を引き上げるようにします。

そして、前は、みぞおちから曲げるように腰を突き出します。最後に後ろは、前の反対でみぞおちからおしりを突き上げるように腰を曲げます。この4つの動きを、円を描くように腰を動かします。

また、姿勢は、両足を軽く揃え、膝を軽く曲げた状態でします。そして、腰を回す時は、ももの動きも大切で、腰を動かすタイミングを見計らって膝を開かずにももを持ち上げることで、腰をスムーズに回すことができるようになります。

この腰と、微妙な足使いがアミのステップとなります。特にアミでは、回している時に左右で腰が上に上がっていることがポイントです。また、このアミの動きは、時計周り、反時計周りの両方ともに動かします。

コアカ・キィイ

そして、ここからは、応用のステップをしていくうえで、基本となるような基礎と応用の間くらいのレベルのステップを紹介していきます。もちろん、基礎のステップの応用とかに関係なく、使用頻度の高いようなステップも紹介します。ハラウや先生によっては基本のステップとしても教えているところも多いステップです。

そんなステップのなかで今回紹介するステップはコアカキィイクイカヴェルの4種類です。そして、まずは、前半にコアカとキィイの2種類を紹介していきます。

コアカ

コアカは、方向転換のステップです。腰と手、そして足を上手く動かすことで、綺麗に方向転換をしていくことができます。

方向転換のステップだから基本ステップじゃないのかと思われる方もいるかもしれませんが、このステップは初心者の方にとっては、意外にも足や腰、手の動かし方が複雑で苦戦されることが多いステップです。そんなコアカのステップの詳細な動きを紹介していきます。

コアカは、まず両足でを揃えて立ちます。コアカの方向転換は90度単位で行われます。右に90度の方向転換をする場合は、まず右足を後ろに下げ、つま先を右90度方向になるように置きます。

そして次に左はそれに合わせて右90度方向に回転すれば、方向転換をすることができます。180度の方向転換をしたい場合は、先ほどの右足90度に移動した後、右足のつま先に左足が垂直になるようにくっつけます。その際、左足は、180度右に回転した状態であるようにしてください。

その後右足を左足に合わせるように足を運ぶと180度の方向転換をすることができます。これを左回転にさせたい場合は、先ほどの工程と反対の足で同じことをすれば、することができます。これが方向転換のステップ・コアカです。この方向転換のステップはダンスの間で頻出に使うことがあります。

方向転換が綺麗にできると次のステップにもスムーズに進むことができます。また、この方向転換のステップは、綺麗に踏めていると横に向いても綺麗に踊っているように感じられます。

この方向転換ができていないと方向転換することができないので、基本ステップと同様に練習して綺麗にできるようにしておく必要のあるステップです。

キイィ

(キイィは3:52~6:30)

では次にキィイについて紹介していきます。キィイもハラウによっては基本ステップとして教えているところもあるステップです。簡単に説明するとヘラとウエへを混ぜあわせたステップです。レレウエへではヘラ、ウエへ、レレのステップを混ぜあわせたステップでもあったことから、レレウエへのステップは移動のあるステップでした。

しかしキィイのステップはヘラとウエへのみの2種類のステップを組み合わせたものなので、その場で踏むステップとなっています。そんなキィイのステップの詳細な動きについて説明します。

キィイは、まず基本姿勢からヘラのステップをしていきます。ただし、この時キィイでは、ヘラのように最初に斜め前に足を出すのではなく、横に足を出していきます。そして、そのあとに足は戻さず、ヘラのように斜め前に足を伸ばします。その後、足を最初の姿勢になるように戻していきます。

戻した後にウエへのステップ、両膝と両かかとをあげるステップをして、反対の足も、最初に出した足のようにステップを踏みます。この動作を左右の足で交互にしていきます。また、左右のステップの間には、毎回ウエへのステップがあります。

このステップのポイントは、両足ともに地面にはべたつきの状態でステップを踏むことです。また、それに加えて、はじめの横に足を出していく場面では、足だけを横に出すのではなく、上半身も一緒に少し横を向いて足を出してあげることが大切です。

前半部でもそうでしたが、今紹介しているステップは、基本のステップとしても教えられていることがあるほど、フラダンスにおいて基礎的なものとなっています。また、このステップは、基本ステップの組み合わせで構成されているので、基本ステップをしっかり踏むことができれば、すぐに習得することができるステップとなっています。

クイ・カヴェル

最後に後半部のクイ、カヴェルの2種類を紹介していきます。では、まずはじめにクイについて説明していきます。

クイ

(クイは5:236:32)

では次に、クイのステップについて紹介します。クイのステップは、いままで紹介してきたステップのなかでも基本ステップを組み合わせていない独特な動きのあるステップです。ただし、横に2歩移動するという意味では、カホロの要素のあるステップとなっています。

また、このステップの特徴は、床に足を打ちつけるようにステップを踏んでいくことです。そんなクイのステップの詳細な動きを説明すると、クイは、まず基本姿勢から入り、まず進みたい方向の足(右方向に移動するなら右足、左方向に移動するなら左足)を上げます。

そして、下ろす時に進行方向に対して少しずらして、足を床に打ち付けるように下ろしていきます。そして、次に反対の足を、最初にあげた脚の前をクロスするように脚を払いあげます。

最初のあげた脚の隣にくるように、反対の脚も少し進行方向に移動するように脚をそのまま下ろします。それを1回の進行方向に対して2回行います。進行方向が右なら右に2歩という形で左右の方向に同じことを繰り返します。

基本ステップにはない独特なステップなので、練習を始めてすぐは難しいと感じるかもしれません。しかし、クイのステップができるようになれば、カホロ以外のステップでも横移動をすることが可能になります。

カヴェル

(カヴェルは6:328:44)

では、最後にカヴェルについて紹介します。カヴェルは、簡単に言うと、横移動をするカホロの変形バージョンです。カホロが横に移動するのに対し、カヴェルでは前後ろに動いてジグザグに横に進んでいきます。

カヴェルの動きは、紹介してきたステップのなかでも動きの大きいステップなので、フラダンスの衣装であるパウスカートが大きく揺れます。そういったことから「風になびく草」という意味合いで、カヴェルと名付けられたようです。そんなカヴェルのステップの詳細な動きについて説明します。

まずはフラダンスの基本姿勢から入り、まず移動方向の足(右方向に移動していくなら右足、左方向に移動していくなら左足)を斜め前に足を出します。この時腰の重心は反対の足にあります。そして、体重を反対方向に移動させます。その体重移動とともに今度は、体重のかかっていた足を先に移動した足の隣に移動させます。その後、もう一度初めに移動させた足を、今度は進行方向の斜め後ろに下げます。

この足を移動させる時も、腰の体重移動をしながら移動させます。それをまた反対の足で、最後に基本姿勢に戻れるように足場を揃えます。この入り連の動作を左右の進行方向に交互に行います。このカヴェルのステップでは、重心を常にかかとに置いておくことが大切で、重心を前にかけていると腰が曲がらずぎこちない姿になってしまいます。

以上がフラダンスでよく使われる基本ステップとなります。どのステップも基本ステップと同じくらいよく使うステップなので、基本のステップとして早い段階で覚えてしまうのがいいかもしれません。

まとめ

今回、フラダンスで基本の姿勢となるフラ・ポジションからステップの基礎となる基本ステップについて紹介しました。

他のステップの基礎ともなるステップから、頻出度の高い基本ステップを応用したステップなども紹介しました。今回紹介したステップのすべては、ハラウによっては基本のステップとして教えているところもあるほど、ステップのなかでも基礎的な部分です。

そのため、今回紹介した以外にもフラにはたくさんの応用ステップがあります。それもそのはずで、ステップの名前には意味があり、それの組み合わせによっていくらでもステップを応答することができるからです。

ただし、今回紹介したものはフラダンスのなかでは頻出度が高いので、フラダンス経験者やフラダンスを始めた人であるのであれば、マスターしておきたいステップとなっています。

 

 

 

 

 

 

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