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ワイキキ

名前の由来

ハワイは主に8つの島によって構成されていますが、ワイキキはオアフ島南部に位置しています。「ワイキキ」(Waikiki)とはハワイ語で「水が湧き出る場所」という意味です。ワイキキは昔は湿地帯であったことから、Wai (水) とkikī (流れる) を結合して、「ワイキキ」という名前が付けられたのです。

ワイキキの歴史

19世紀末までハワイは独立国で、ワイキキはハワイ王朝の王族の保養地でしたが、その頃ハワイには土地所有の概念がありませんでした。しかし、1846年に条例「グレートマヘレ」が施行されて土地の所有権が定められて、ワイキキのほとんどの土地はアメリカのものとなりました。そして、ついに1898年にはハワイはアメリカの自治領として併合されてしまうことになります。

それから3年後の1901年に、大型ホテル「モアナホテル」が開業しました。アメリカ景気が絶頂を迎えた1910年代から1920年代にかけて「ロイヤルハワイアンホテル」や「ハレクラニホテル」など、土地外資本でどんどんホテル建設は進んでいきます。

実は、もともとワイキキには砂浜はなくて、1920年代~1930年代にオアフ島北部やカリフォルニア州のビーチなどから運ばれた白砂によって作られた人口の砂浜なのです。しかし、近年になってその砂浜の侵食が深刻化し、砂の流出が問題になっていたことから2012年までビーチの拡張工事が行われていました。2011年から2012年に掛けて新拡張工事を実施して美しいワイキキビーチが復活しています。

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