フラ・カレコのチャント

沿って | 2020年5月1日
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伝承や信仰の大事な手段

古典フラのカヒコのチャントは、文字を持たないかつてのポリネシア人にとって、歴史を継承するための大切な手段でした。またカヒコは自然に宿る神々を崇拝するための神事であり、王を讃え、戦いでの勝利を祈るための手段でもあります。

そんなカヒコのチャントにはとても深く大切な意味が込められていて、その言葉は一言一句変えることはできない厳格なものです。ダンサーは必ず丸暗記して意味を理解して、正しい発音でチャンティングしながら踊らなければなりません。

さまざまな種類

またカヒコにはメレ・オリ(踊りの前に唱えるもの)とメレ・フラ(踊りと共に唱えるもの)があります。メレ・オリにも様々な種類のものがあり、特有の使い方がります。植物を刈り取る時に植物に感謝するものや、レイを身につける時に大地の恵みの力に感謝するもの、フラの女神ラカに捧げるためのものなどです。雑念を払って、神聖な気持ちでメレ・オリを唱えることで自然のエネルギーを感じることができます。

独特のエネルギー

チャントは古来より口承で伝えることを原則とし、録音などは御法度とされ、さらにキリスト教による弾圧により多くのチャントが失われてしましました。ハワイの伝説や神話を伝えるメレ・フラは打楽器のリズムに合わせてチャンティングされることが多く、歌い手は歌詞やリズムにあった独特の詠唱法で詠います。カヒコのチャントに使用される楽器はリズム楽器が基本で、様々な打楽器が使用されます。

チャンティングには歌を歌う時とは全く異なる独特の技法や呼吸法があります。その技法を使ってチャンティングすると、体の中から湧き上がるバイブレーションが体の中の細胞を目覚めさせて高揚感を感じることができます。

カヒコでは大勢で一緒にチャンティングすることもあり、その各々のエネルギーが一つとなって調和を生み出し大きな高揚感を感じるとも言われます。この不思議な高揚感は実際にカヒコを体験したことのある人だけが感じられる特別な感覚かもしれません。

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