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フラワーレイの種類

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レイは必ずしも花だけではなく、貝殻やサメの歯からも作られます。しかし、そのようなレイの中でも、やはりフラワーレイは種類も多く、見た目も華やかです。レイには深い意味やハワイ文化が込められています。だからこそ、使用する花などでレイの用途が異なっていたりします。実は◎◎専用のレイというものもあります。ここでは、主なフラワーレイの種類をご紹介します。

ピカケ・レイ

まずは結婚式でよく見る「ピカケ・レイ」です。ピカケはハワイ語で孔雀を意味し、真っ白なジャスミンを用います。開花していない花を、数珠つなぎでつくります。ハワイ王朝最後の王位継承者であったカイウラニが愛した花として知られているため、結婚式で花嫁が身につけることが多いようです。また、男性がピカケ・レイを女性へ贈る時、その本数で意味が異なってきます。1〜2本だと友情、3〜4本だと恋、5〜6本だと告白、6本以上になると求婚の意味になるそうです。

マイレ・レイ

出典:アマゾン

結婚式で花嫁が首にかける「ピカケ」に対して花婿が身につけることの多いのが、この「マイレ・レイ」です。ハワイの神聖な植物の葉を用いており、輪になっていないのが特徴です。

オヒアレフア

たくさんのオシベが集まりフサフサとかわいい赤い花【オヒアレフア】はハワイ島のシンボル・フラワーであり、ハワイ島を代表するレイ。伝統的な儀式のときに身につけられるレイです。

オハイアリイ

出典元:amazon

「オハイアリイ」の花色である鮮やかな赤×黄の色の組み合わせは、古くは身分の高い者だけが身につけることができたロイヤルカラーだったようです。それゆえ現在ではオハイアリイのレイは、女性のハレの日をゴージャスに彩るレイとして贈られています。

ティーリーフ・レイ

ユリ科の植物でフラのスカートにも使用される【ティーリーフ】のレイは、邪気を払い除けてくれ災いをも遠ざける…と信じられています。いわば結界を張ってくれる存在といえます。そのような言い伝えから、昔は聖職者が身につけていたそうです。また、食べ物の器として、またレイのラップとしても利用されており、心身を癒やして邪気を祓う力があるとされています。

マウナロア

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他の島などに船で旅行へと出かけていく人へは日持ちのする【マウナロア】のレイを渡す習慣があります。

ハラ・レイ

果実を用いたレイには「ハラ・レイ」があります。山吹色のパンダナスの果実で作られており、始まりと終わりを表しています。卒業式や入学式などによく見られます。

プルメリア・レイ

また、日本でも知られるとてもポピュラーなレイに「プルメリア・レイ」が挙げられます。ハワイでは満月の夜明けにプルメリア・レイを作って好きな人に渡すことができれば、その夢が叶うという言い伝えがあるそうです。

また、プルメリアの5枚の花びらにはそれぞれ意味があるとされ、「ALOHA」の文字に込められた5つの意味にそれが当てはまるといわれています。ALOHAの最初のAはハワイ語で「思いやり」を意味する「Akahai」を表しています。Lは「協調性」を意味する「Lokahi」を表し、Oは「喜び」を意味する「Olu’olu」を表しています。Hは「謙虚」「素直な心」を意味する「Ha’a Ha’a」を表し、最後のAは「忍耐」を意味する「Ahonui」を表しています。

イリマ

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あくまで「かつて」ではありますが、ロイヤル・レイ(王族用レイ)として愛された高貴なレイが【イリマ】の花をつかったもの。黄色くかわいいイリマの花は500円玉サイズのミニハイビスカスといった感じで、こんな小さな花で1本のレイをつくるには膨大な数の花びらと、手仕事の手間ひまが必要というわけです。ですから、かつては王族専用といわれてきたのでしょう。一針一針、心を込めて花がつけられたイリマのレイは、故人をおくるときなどにも用いられるようです。

枯れることのない、リボン・レイ

生のお花や植物の葉などを用いたレイはとても華やかで香りもいいですが、残念なことに最後は枯れてしまいます。せっかくの美しいレイをそのまま残しておきたい、そんな中注目を集めたのが「リボン・レイ」です。

リボン・レイが誕生したきっかけは、レイの材料となるハワイの花や葉を保護するため、自然を守るための一つの方法としてでした。リボン・レイは支持され、現在では多くのリボンデザイナーが新しいデザインのリボン・レイを発表しています。そしてリボンだけでなく、紙や布、紙幣のレイなども登場しています。

子ども達に人気なのは、セロファンやネットなどにお菓子やおもちゃを入れたレイだそうです。またこれらは、自分で手軽に作れることも人気の一つです。まずリボン・レイの基本的な編み方に「ブレード」というものがあります。2色のリボンを使い、それぞれの先を輪にして片方の輪にもう片方の輪を差し込みます。

差し込まれた方のリボンの輪にしていない方を短いリボンの下から手前に持ってきて、折り返すように輪にしてもう一本のリボンの輪に通します。そして通された方のリボンを引っ張って締めます。この作業を交互に繰り返していくとブレード編みのリボン・レイが完成します。

もっと簡単に作りたいのでしたら、ペーパー・レイもおすすめです。紙で作った花をつなげていくだけですので、リボン・レイよりも手軽に作ることができます。

好きな色紙に好きな形の花を書いてはさみで切り取ります。花びらの先を鉛筆などに巻きつけてカールさせるとより可愛らしくなります。これを作りたいレイの長さに合わせてたくさん用意します。あとは花の中心に穴をあけ、糸を通していくだけです。

花と花の間に緑色の紙で作った葉っぱを入れ込むとより華やかになります。また、子どもに人気のもらって嬉しいキャンディ・レイも簡単に作れます。透明のセロファンを用意し、細長くカットします。そこにキャンディを入れ、巻いていきます。キャンディの間をカラーモールやリボン等で結びます。終わったら輪っかにして完成です。

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